太陽中心説
『地動説』より : 地動説(ちどうせつ)とは、地球が動いている、という学説のこと。ニコラウス・コペルニクスが唱えた。天動説に対義する学説である。太陽中心説ともいうが、地球が動いているかどうかと太陽が宇宙の中心にあるかどうかは厳密には異なる概念であり、地動説は「Heliocentrism」の訳語として不適切だとの指摘もある。
古くアリストテレスの時代から16世紀まで、地球は宇宙の中心にあり、まわりの天体が動いているという天動説が信じられてきた。もちろん、コペルニクス以前にも地球が動いていると考えた者はいた。有名なところではピロラオスで、彼は宇宙の中心に中心火があり、地球や太陽を含めてすべての天体がその周りを公転すると考えた。アリスタルコスは、地球は自転しており、太陽が中心にあり、5つの惑星がその周りを公転するという、コペルニクスに近い説を唱えた。プラトンも善のイデアである太陽が宇宙の中心にあると考えていた。広い意味ではこれらも地動説(太陽中心説)に入るが、これらのどれでもなく、コペルニクスが地動説(太陽中心説)の創始者とされるのには理由がある。
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